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平成23年秋期試験の出題傾向


平成23年秋期試験で出題された問題を見ていると、例年と大きく変わったというほどではありませんが、言葉を知っているかどうかだけでなく、意味もきちんと理解しているかを問う問題が増えてきているように感じます。



○ストラテジ系
ストラテジ系では、各分野からバランス良く出題されている感じで、用語の意味をきちんと理解しているかを問うためでしょう、事例を選ばせる問題が出されたりしています。



○マネジメント系
マネジメント系では、サービスマネジメントの分野が増えてきているようですね。
ITパスポート試験を受験するのが、IT技術者だけではなく、ITサービスを利用する利用者が増えてきていることの現れかもしれません。
企業が従業員にITパスポート試験受験を推奨する場合も、サービスマネジメント分野が重視されていると、情報システム部門の以外の従業員へ勧めやすくなりますね。



○テクノロジ系
テクノロジ系では、以前からの傾向ですが、セキュリティ分野の問題が比較的多くなっているようです。
セキュリティ分野は、技術者だけではなくインターネットを利用する全ての人に関係する問題が多くなるので、ITパスポート試験が技術者だけを対象とした試験ではないことを、示していると思います。


○対策
平成23年秋期試験の出題傾向から考えられる学習方法は、まず、基本となる用語を覚える事で、更に用語の意味を理解し事例を当てはめることが出来るようにしておく、という感じですね。

試験に合格するだけではなく、試験勉強を社会に出たときに活かそうと考えるならば、事例を知ることはとても重要なことなので、できるだけ多くの事例を見るような勉強ができるといいですね。


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