ITパスポート試験は、CBT(Computer Based Testing)方式という、コンピュータを利用した試験方式で実施されます。
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答するということなので、ITパスポート試験対策として、CBT方式に慣れる必要があります。
CBT疑似体験ソフトウェアを試験前にダウンロードして使ってみることで、操作方法や雰囲気に慣れる事が出来きます。
ITパスポート試験の公式ページには、CBT疑似体験ソフトウェアの概要やインストール方法が書かれていますが、文字だけで簡単に済まされているので、イメージがわかないという人も多いでしょう。
ダウンロードからインストールまでを、図解したいと思います。
2.ITパスポートの公式ページへアクセス
まずは、ITパスポート試験の公式ページにアクセスします。
ITパスポート試験公式ページのURL
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
図のようなページが表示されますので、左下の方に「ITパスポート試験 疑似体験ソフトウェア <ダウンロード>」と書かれた場所が見つかると思います。
ここが、「ITパスポート試験 疑似体験ソフトウェア」のダウンロードページにリンクされていて、クリックするとダウンロード案内のページに飛びます。
いきなり、ソフトウェアのダウンロードが始まるのではなく、疑似体験ソフトウェアに関する説明が書かれた下図のようなページへのリンクなので、安心してクリックして大丈夫です。
3.動作環境と利用規約の確認
「ITパスポート試験 疑似体験ソフトウェア」のダウンロードページに書かれている「動作環境」と「ITパスポート試験疑似体験用ソフトウェア利用許諾」はしっかり読んでおいてください。
動作環境に合っていないパソコンで動かそうとしても、うまく動いてくれない場合がありますし、無理やり動かそうとすると、パソコンに不具合が発生する事もあります。
この先へ進むと、利用許諾に合意したことになりますので、ここに書かれている「~責任を負いません」の部分で問題が起きたとしても、裁判に持ち込まないと責任はとってもらえないので、注意してくださいね。
ただ、納得しがたい内容だったとしても、変えてもらうことはなかなか出来ないから、合意するしかないんだけどね。
4.ダウンロード
さて、しっかりと内容を読んで、出来れば印刷したら、利用許諾の最後にあるこんなやつをクリックしてください。
ファイルを開くか、保存するか、と聞いてきますので、発信元が「www3.jitec.ipa.go.jp」になっている事を確認してから、保存をクリックしてください。
保存する場所に特に決まりは無いので、普段インターネットからファイルをダウンロードするときに使っている場所を選んでおけば大丈夫です。
ダウンロードが無事に終了すると、こんな感じのアイコンが出来ます。
5.解凍
ZIP形式ファイルを解凍すると「ExamApp」というフォルダが作成されます。
Windowsであれば、標準機能でZIP形式ファイルを解凍することが出来ますので、このアイコンを右クリックして「全て展開…」とすれば、圧縮フォルダの展開ウィザードが始まります。
続けて出てくる画面は「次へ」を繰り返すだけでOK
完了すると、「ExamApp」フォルダが出来上がっています。
フォルダを開くと、更に同じフォルダがある状態ですが、気にせず更に開くと実行ファイルが現れます。
← これが実行ファイル「ExamApp.exe」です。
ExamApp.exeをダブルクリックすると、ITパスポート試験 疑似体験ソフトウェアが実行されます。
6.初期画面
初期画面は、受験番号・利用者ID・確認コードの入力画面です。
本番では、正しい受験番号・利用者ID・確認コードを入力するのですが、疑似体験ですので、何も入力しないで「ログイン」をクリックしてください。
ログインすると、最初に同意事項が出てきますので、最初はしっかりと、同意事項を読んでおいてください。
ここに書かれている内容に同意できない場合は受験できませんので、今のうちに内容を理解し、どうしても納得できない場合は受験を諦めるべきです。
受験したい人は同意するしかありません。
本番では、下の方にある「同意する」ボタンをクリックするしか選択の余地はありませんので、間違えないようにクリックしてください。
ただ、今は疑似体験ですので、一度「同意しない」をクリックしたらどうなるかを試してみるとイイと思いますよ。
何が起こるのか、自分目で確かめることで、試験当日、間違って「同意しない」をクリックしてしまった時の対処法がわかると思います。
ちなみに、最後はこんなメッセージが出て、終了するしかなくなります。
7.終了
同意したあとの詳しい使い方は、ITパスポート試験の公式ページで画面付きで説明されていますので、そちらを見ながらいろんな所をクリックして、何が起こるかを調べておきましょう。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/trial.html
試験当日に間違ってクリックした時慌てないようにするためにも、クリックできそうなところは全部クリックしておくべきです。
最後に、終了の仕方だけ書いておきます。
困った時は、とにかく終了させてしまえばいいんです。なにしろ、疑似体験ですからね。
画面の上部に「疑似体験終了」という、分かりやすいボタンが表示されています。
ここをクリックすることで、何時でも、どの画面からでも終了することができます。
8.アンインストール
試験が終わって、疑似体験ソフトウェアが必要なくなったら、「ExamApp」フォルダをまるごと削除すればきれいに消えます。
この時ダウンロードしてきたZIPファイルも一緒に削除することを忘れないでください。
疑似体験ソフトウェアで出てくる問題は、同じ問題が使い回されているようですので、勉強の成果を確かめるという目的には使えませんが、最初の10問や最後の方にある中問は真剣に解いてみてください。
画面で問題文を読んで、マウスで回答する、というスタイルが通常の筆記試験と違うものだということに気づくと思います。
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